はくにゃんの調書

日記、何もしていないことに気がつく

1220

ひとつ到ると楽になるのか眠気もどっか行った

めずらしく充実した一日

半日ゲームして夜はバルト9に映画を観に

雨が冷たくてうんざりになったが約束がきっと連れて行ってくれた!

遅刻もしなかった、楽しみだったのかも

インターステラ―を観てきた、これは傑作だ、と言ってしまうと

と聞かれたとき、困るから満足したとだけ言っておく

当日になって約180分あることに気がつく、というか当日になって決まるから

それまでが長かった。

膝が痛んで、ぼーっとしながらシアターから出て顔を見合わせて

良かったねとしんしんと言うのはいいもんだな

隣で並んで観なくてよかったと思った、そのぶん笑える気がする

帰りながら「もうカメラとか言ってられないよね」と言い合いながら笑う

俺は小説とかが読みたいんじゃなくてほんとうは宇宙に行きたいんだと思った

行きたいというと違ってしまうけど

とにかくひとめ見てみたいという底のわからない欲求がずっと照射されていた

幽霊を思うとき、というかこれは死んだときのことだけど

僕はずっと地球を外側から衛星くらいから見るところで止まってしまって

何も無さそうだよな、とさびしく思っていたけど

もちろん死んだ後以外にも)あんなふうに幽霊が可能だったら、いいな

とんかちだけどとにかく処理が追いつかない、もっとたくさん驚きと感動があったと思うけど

もう忘れてる

あのモノリス風の変形マシーンが一刻も早く必要だ

いまは僕たちの手の中にスマートフォンというかたちであるけれど

ところで、映画館じたいは少し苦手というか、人が少ないならいいのだが…

どこか浮かれていたのか めったに買わないポップコーンセットを買ってしまった

普通サイズだったのに食べ終わらなかった、なぜなら

宇宙のせいだ、なぜなら宇宙は真空だから音なんかしないんだということを

ルパン三世にでてくる人造人間マモーの本体が宇宙で爆発したとき

親父が聞かせてくれて育ったからだ

だから無音に対して思い入れは深い

うるさいと思うとすぐ機体の外側にいって静かになる

何度ポップコーンを食べるタイミングを見計らって俺は宇宙と対峙した、

そのとき音ひとつ立ててはいけないからだ、なぜなら宇宙は音がしないのだから

咀嚼音も気になる。放り込めばいいというわけでもない

普通サイズのポップコーンだったのに食べきれなかった、やっぱり買うもんじゃない

 

 

ラブライブのライブ動画は、演出的に

バックスクリーンにアニメの女の子たちが踊っている動きと

声優さんたちが踊っているその動きを細部までシンクロさせている

それを半ば投影的に見ているわけだと、

演じるという域を超えている感がある

キャラクターの後ろに声優がいるわけでも、その逆でもない

そのふたつから立体された像の総体を見ているということだ

とてもいい感じになる。よく言われる「見守る」、それは偉そうな観測ではなくて

並行して盛りあがり獲得していくこちらの運動を加味すると、「見送る」、に近い

アイドルも、自分は理解が及ばない気がしていたが

こういうものなのかな