はくにゃんの調書

日記、何もしていないことに気がつく

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こどもの日
こいのぼりが路地奥の家にあった
屋根より高いなんて嘘
せいぜい二階の洗濯物より
自由な程度
ゴールデン・ウイークがいつまでなのかまったくわかっていない
休息の日々
ときどき動きが止まる画面に
音もしない深夜
ふーと思い出して
アルコールを飲むようにしても
あたまは痛いし皮膚が赤くなる
やがてやめると思う
それがいいとも思う

ワニ映画は退屈だというのが
私のなかで凝り固まりつつある
ドキュメンタ・リーのはなしではなく
あくまでパニックとして
しかし、我々のまわりにワニは思ったよりもすくない
「ブラック・ウォーター」
このニ作だ
前者は、ベースド・オン・ノン・フィクション、つまり実際にあったはなしに基づいているという
水面の不気味さに全振りしたようなものだ
後者が問題だった
ぼくは「トレマーズ」のような派手で愉快なものを期待していたんだが
マン・イー・ター
これが人食いの音だ
じつにプレーンでわかりやすい
人食いという音だ
だが「マンイーター」のワニと音響は
あまりに隠密で俊敏すぎた
そう、人が喰われたことが
画面から目を離したらわからないくらいに

419

トーホー
シネマズ
スカイミッション
の前に、少し飲んだ

お馬鹿な作品のはずなのに
あの最後はなんだ
スタントマンもいる
弟もいる
映像も、声も残っている
みんないる
それならオコナーはそこにいる
オコナーはまだまだ、登場する

ネヴァーレットミーと
私と話さないで!

・処女の泉
惑星ソラリス の途中
どのソラリスかは不明 ロシア語
ワイルド・スピードMEGAMAXの途中
・第七の封印

ユーロミッションも是非借りたい。
ハンバーガー、コロナビール
ベーコン ポップコーンとコーラ
あれば最高

明日こそ健康の診断にいかねば
尿をとりあうあの列に並んでね

最近また親が救援物資をくれた
いちばんうれしいのはピエトロドレッシング
これ、美味しいんだけど自分で買うのは贅沢も贅沢
冷静に考えてたばこヒト箱ぶんだけど
さいきんはわかばを好むから、フタ箱ぶん
よって、贅沢。
注意しなければならないのは口のまわりにつくこと
また、た君のいえでマルタイラーメンを食べた
チャーシューとメンマがあればなんだってうまい
よって、贅沢。
また、五木うどんのカップうどんバージョンを食べた
五木うどんは麺が細切れになるのがどうしても惜しい
つるつるのどごしはそれ相応のうどんにまかせ
煮詰めすぎるくらいでちょうどいい
よって、贅沢。
また、いさんの灰と家をなんかいかにわけて読む
フォーマットなのか、スマホなのか、プラウザなのかわからないが
改行が消えて見えたり出現したりする
そして、あれ、その両方とも、好きだと思う
いま、見てみるとまた改行がある
改行の少ないほうを、見れたらいいね
どちらが本来なのかわからないが
贅沢。

今日は久しぶりに朝の電車に乗る
ドアをめがけて走り、もうとても乗れないと思って、次に走りまた、もうとても乗れないと思うときの、やるせなさ…
無表情で快速の列をなす人たちに見送られながら…
このとんでもない通勤がなければもっといい人生を送れたのに、この人も、あの人も…
いらん世話に涙しながら揺られる
想像すればきりがない
生まれてはじめて横須賀線に乗った
階段を下りるのがためらわれた
暗いから

a7

これがどの大きさで、どのように見え
見出しなのか、平の文字なのかわからない
そのような状況下で文字を打つのは苦痛だ
HTML編集でやれということなのか
なにが正しいのか

最近、筋トレを日課にしている。ひとつは服を着ようと思ってのことだ
腹筋ローラーによるものと腕立て、あとは肩幅ほどに開いた足のスクワット、
この程度で筋トレというか体操に近い
スクワットは膝の位置に気をつかって、すこし擦り減るが
比較的、心地よい。
超回復などまったく考慮せずに、気のままに続けている
俺は猫だ
実は、成果もあってか、2回ほどでへばっていた腹筋ローラーもそこそこ伸ばして回数を増やすことができるようになっている。逆に、それまで感じていた腹筋への負荷、これを感じにくくなっている。筋肉をトレーニングする際、そのとき鍛えていると思われる個所に意識を集中するのがよいと
どこかで刷り込まれている。開始当初は、1つの往復がすでにその臨界だった。
効いているというのがよくわかるような気がした。これが楽しさのひとつであるかもしれない
いまはそれがわかりにくい。回数を増やしてみるが、フォームが悪いのか腰や腕などに負担が来ている気がする。嫌な筋の力の入り方を感じる。それが嫌だ。
だがなんにせよ、いくらかの疲労感のためにもこの負荷は必要だ
吐き出すことがないぶん、これで補うのだ
昔、家庭教師モノのエロゲの主人公も、こうして身になり力になり
最終的にはそのからだをほしいままにすることとなった。
ルーティーンと言えば艦隊これくてぃおんはある意味で自分にあっているかもしれない。
ブライウザゲーなんてしたこともなかったが、思い出したころに開いてやってみる。
そして、それはたびたび思い出される。思ったよりも時間を食うゲームだ。
初期艦に選んだ駆逐艦の電さんは端的に言ってかわいい。
何よりも楽しいのはゲーム本編(?)というよりも図鑑で、ここで各艦娘さんたちが色々なことをほのめかす。それが史実めいていて、書いてあることと、それにあてがわれた音声の微妙なズレを楽しんでいる。例えば・・・や!のあるところを、それまでに聞いたことのあるその娘の声である程度補完しながら勝手に先読みしているのだが(快活な娘なら快活なりに)、そこで史実めいたこと、というよりも間違いなく起こったことをそれとなく言い去るときの、声を吹き込むとはきっとこういうことだと思わざるをえない、声にならない歴史の声がその裏に響き消えかけていくような気がする。そしていまは充実したwikiなりなんなりで、実際の海戦や、その艦の命運を、まぁ、だらだら読む。
〇六金物
たとえ人の命を奪うようなものだとは

君、君はいま、住所不定、職業不詳っていう立場なんじゃないのと言われる
まったくもってそのとおりだ!大笑い
だけれどもこうして、からだをそこそこ動かし、たばこを吸い、
ジュースを飲んでご飯を食べて、あとはテレビとネット
この4年間繰り返してきたことのなかでも、いまが一番楽しいと思えるようなかんじだ
これは実に不思議だ
今日は安い洗剤と、少しいい食器洗い用スポンジを買って、試してみた
それだけでいい日だ
今日は朝から日差しがまぶしいくらいで、少し窓を開けておいた
レースカーテンを引いた先に、薄くビルが立ち上がっている
いい日だ
生きることのある程度の適当さを教えてくれるもの全て
いい日じゃないか

去年は、僕は諦念が先に立っていた気がする
いまだって諦めているけれど、少し違うのは不安があること
ああ、なんて不安は、こうやってキーボードを叩かせてくれるのだろう
なんて不安は、こんなにもご飯を食べさせてくれるのだろう
なんで妹は大陸を超えて海を越えて旅行に行くのだろう
なぜ電車の乗り換えはこんなに緊張するの
どうやって定型が訪れるの どんな(...)朝起きて
みんながもうこちらを振り返ることがないように
ひとつの手ごたえを掴むのだろう
新聞が届く 届きはじめたらもうおしまいだ、足の裏にでも敷いちゃえ

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YOLO

最近観たもの

千年女優

おはようございます

4分間のピアニスト

電車道
買っただけで置いてる

フルメタル・ジャケット
レナード

・鏡
タルコフ)

ワイルド・スピード シリーズ
ゲームで言うと、ニードフォーシリーズではなく
グランドセフトオートじゃん
ピザ食いながら
直線番長
X3ではトーキョーが舞台、それまでの
ニトロ・ゲーから一転
ドリフト走行へと流れ着く
シフト・チェンジ・レバーが
踏み交わされたペダルとジャストにクラッチすれば
それは相次ぐ加速の合図

トータル・リコール

・U・ボート
ディレクターズ・カット版
3時間近くあっておったまげた
むかし、なんとかロードショーで観た記憶があるが
あれは小学生か
なぜ海は緑色なのか
水中での爆発とはあのような収束を辿るものなのか
そのときの潜水艦の軋みが
力って感じがして好きだ
見つからないためには
暗い海の底で
声すら立ててはいけないのだ
ところで
むかし、日本にも
自分が死ぬまでの時間を割り出してただその時の秒針を待ち続ける
人間魚雷があったらしい
どういうことなのか
死ぬまでの時間
死ぬまでの時間を計算する
出口のない海でみたのか
なんだったか

 

今日から新学期か
もうどうでもいいよ
そういうの

 

43

今日は誕生日の人
おめでとう
僕が覚えている唯一の日
もちろん、たくさんの唯一がある
それを消し炭にする力が働いている
いやだな

カルボナーラの材料を買ってきたと言われる みてみると、牛乳、たまご、ベーコン、パスタ スタジオジブるつもりだな 卵白を制御しきれずに無事失敗した


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無事帰還する。
ワーナーのモノクロロゴの背にいわゆるむこうの人たちの「アッルアハァクバァル」が流れている。
なにも、おかしいところはない。

大きな声を出す反動で、母の運転する車に座っているあいだ、何もわかってないのは自分じゃないのか?暗い道を行くそのときのヘッドライトが力の大きさを雄弁に語っている。
僕は頭が悪いので勉強する。父が五時頃から飯の支度(というより全体的に飲む支度)をするまで。夏でいちばん近くの大きなショッピングモールが潰れる。文字通り、いまあるビルも跡形もなく崩され、更地になり、大通りを行くすべての人に日当たりがよくなる。その後は最低でも二年をかけて、人が住むためにマンションが建てられる。その間にも、どんどん日当たりが失われていく。陰ることしかなかった道が新しく塗りつぶされていく。その風景に耐えられない。この建物の上階に据えられた本屋に、僕は電車道を探しに行った。新刊、話題の本のコーナーを、ながめながら、僕は表紙カバーを知らないので、文字をだが、とうとう見つけることができなかった。売れない、読まれないのこんなに近くに、読むことができないがあるではないか、歩数を稼ぐみたいにして、歩き回って探すより、それはスマホポチポチで三日後くらいに届くほうがいいに決まっているじゃないかとすこし憤る。もちろん東京からの距離もあるが。どうせひっそりと消えゆく書店だ好きにしろ、バカヤロー
いま読まなきゃ意味がないんだよコノヤロ
メリケンスナイポの原作(?)を買って帰る。メリケンスナイポと書いてあった。
そんなことはない

髪を切る。限界近し。わかめを食ってさあ元気、美容室と理容室の中間ほどに位置する場所のいつものカットマンは知り合いの話をぺらぺらと話す。いまどきの顧客情報管理の目指すべき姿と照らしてみて大丈夫だろうかとは思う。生きていることがわかればそれでいい。積極会話のカットマン、ときおり現実の顔をする。僕がなんにせよ働くと大変じゃないことなんてないと言うときだ。もちろん笑うところだ

グッドモーニングベトナム
この人の顔好き
戦争ドラマと戦争のジャンルの違いがいつもわからないのでゲームを売るならさんに聞きたいとつねづね思いつつ。戦争ドラマの枠に置いてあるものを軽視し、戦争の枠にあるアホを観るもまぁ人生じゃないの
でもこれ、いかにもなアメリカンなBGMにのせてナムの痛ましい光景を映している
そこだけで観てよかったとなる
なぜならそれが力であるからだ

ザ・フューリー
ガックシ、濃いトロットロを期待していたが意外と乾いてるね、ところでブラピはどこ?なんつって、なんと僕は中盤までこれが例の「フューリー」ではないことに気が付かなかった。便乗タイトル改変どころの話ではない
怒りと失望に燃えたいところだったがいつのまにかちゃくちゃくと話がすすむ、丁寧といえばそうかもしれないが「うーん、普通」としか言いようのない味の麻婆豆腐のような映画、これを新作で借りたのさとほほ
はやく主砲とカメラを通してみたい

ハート・アタッカー
こちらも便乗タイトル臭がプンプンですね
言うまでもなく。そのせいで胡散臭さが増す
でも結構いい 奴等バカだな そのとおり
どうしようもなさがどうしようもなさと名前を書いてどうしようもないとため息をついてるようなもんだ
何かのサイトの記事かなんかでメリケンスナイポと合わせて観るとよいみたいにあったからとりあえず
彩○ロはいらん小細工せんでイラク大激戦2143とかいつもどおりタイトルつけとけばええんや
でも考えてみると、間違いを誰だって起こせるんだよな、糸張り詰める


とにかく電車道がないことが苛立たせる
まわった書店 大きめ二軒
たったの でも悲しいじゃない
三○物○は何をしているんだと言いたくなる

三食食うと元気

はせくらさんとの後悔の想い出をたくさんひとり思い出す。ああすればよかった、こうすればよかった、なんて僕はバカヤローなんだ!そういうこと。終わりの兆候かもなと、予定というか調和してる気にだけはなってる
たとえいやでもいやだとは言いにくい
そういうことばっかりじゃないか

起きたら東京に
俺の背中に青白いワーナー
見えている
沈黙の沈黙をたたえて

もうひとつ

ワード検索で飛んできた人はがっかりしたと思う、べつにお願いしたわけじゃないけどね
とにかく生きるのはたいへんだ
メリケンスナイポを観た直後から少し間をおいて、多少は前後するが、焼き肉を食べ、母親がCMでみたというのでおおまかに少しその話をし。東京大空襲の夜、酔った父がランボーを思い出す。夜中まで起きていて怒られる(実家の嫌なところ)。あの日、僕は熊本にいた。今日も向かうバスのなかで黙祷の音を聞く。ひとことも。菜の花や 日付を掘り返せばきりはない。ミルフィーユの上皮を捲れば。立つことを忘れ、読めもしない字が消えていくのをえんえんと見続けるヴェルダースの系譜でもなしに。扉を閉めないでくれと、何故か思った。

前の記事を消してしまおうと思ったけれど、やめておく。「あやうさ」と呼んでいるのをツイッターで見て、それかな、と落ち着いた。原作のはなしもあるけれど。あやうさのまま大切にしよう。良いも悪いもない。


そうそれで
祖母の家に来たが、件のあれで泣かれてしまう。ごめんとも言えず。どうすればいいんだよ。安心させればいいのか。どうしろというのか。どうすればよかったのか。一方的に過ぎやしないか。そういう行使の仕方をするから!本当に俺が悪かったとすら書けないじゃないか!帰ってこなけりゃよかった、まったく、味方がいない!そんなこと言って

アメリカン・スナイパー

ということです。ふつうの文字の打ち方を切実に教えてほしい
こだわりがあっての文字の大きさ、フォントではないです
行間も気になる。
別に何があったわけではないが、いろいろあるしまだまだやっている映画なので
ネタバレ嫌な人は戻ってどうぞ












呼ばれているから観なくてイイやと豪語していたが結局観に行った
ぼくはあの映画館で、こうやって、坊主頭のときから
いろんな映画をみてきたな、そのなかでも最も重く帰り道を歩いた
そういうことが起こった。
まず、妹がこう言う。彼女と観に来る人もいるみたいよ。おもしろいけど、
二度目はいいかな、ずっと歯を食いしばり続けるんだって、そういうものらしいよ
観ているあいだ

なるほど。確かに、血もたくさん出るし、戦闘シーンも当然、特に僕は拷問が
苦手で、そういうものだ。
終わり間際、退役兵が「タマに響くぜ」と言うシーンがある。
主人公が、照準を覗くとき(…私はそういう用語、専門知識に疎い。なので、アホに見える)
スコープのむこうに目標を捕え続けるとき、その低い音響は
僕の腹の底へと向かって放たれたように感じる。そうして僕たちは
身構える、次に来る銃声のために
いま感じている、腹を震わせる音よりももっと強烈な、リーサルな衝撃が来る瞬間のために

いま、少し思うのは
僕はいくらか、いまの戦争映画(_?)が、どのような戦闘シーンを描くのだろうか
という、見物をしにいくような気持ちで向かったところがある
そうして実に、迫力のある(_)それらしい(_)リアルな(_)画が
実現されていた。そうしていま、少しそのとき、思うのは
戦争映画を、このような映画を、戦闘シーンで語るのは、もう少し時代遅れかな、ということだ。
少なくとももう僕はそのシーンについて、なにも言うことがない
そんな気がしている。
何故かと言うと、もちろん、この映画が(そしてこの映画じゃなくても)
戦争というものが、戦争は、戦場だけで完結するものではないからであるし、
構成上、主人公(実在の人物、そのモデル)は戦場と娑婆に行ったり来たりしている。
という、構成で形成されているからだ。(_)
僕が思うのは、戦場が大本営の発表、新聞、ラジオだけではなく、
ビデオなどの映像、携帯電話、そして多くの退役軍人によって、社会に世間に
僕たちの(_)僕の日常へと接続されているという、そのこと
だからどうしたと言うのだろう



いま少し恥ずかしいのは、僕はわずかでも
ふつうの!人よりは戦争(映画)に興味があったつもりでいるし、観てきたつもりでもいる
でもこの作品を観て、僕はなにも言えなくなってしまったという点だ
自分でもこんなふうになってしまうとは思わなかった
冒頭で重い、と言ったのは、もちろん血も、戦争も、たくさんあるけれど、
そういう点での話ではない
悪戯にでも人に銃口を向けること、伝説とまで呼ばれた主人公がPTSDの退役兵に撃ち殺されてしまうこと、
それが射撃訓練の場で起こったこと、彼の死が大勢の人に悼まれ、その背後に星条旗が掲げられたこと
遺族に星条旗が手渡されること(これはなんだろう)、下の毛も生えていないような子供を殺したドリルには
その音に振り向いてしまうのに「銃」自体に対しての描写が全くなかったこと、
弔砲の音に誰もが、奥さんが身体をすくめたこと、彼の自伝がいますぐにでも読めること
彼の自伝に、彼が彼の死についてなにも書いていないこと
そしてこの映画を
保守や賛美、左翼という言葉を組み入れて語る人たちがいること、そういう場があること
とにかくリアルだったという人がいること
感動するということ

僕は混乱している。
僕は何も知らないなぁと思う、そればかりが巣食う
僕は馬鹿だが、みんなも馬鹿だと思う
そういうことじゃないだろう
そういうことじゃないだろうということじゃないだろう
どういうことでもない
ただエンドロールの無音の時間に、僕がなにも考えなかったこと
そういうこと
もう今日はやめておく。
また次にする。